honnoniwoi

迷えるアラサー女の戯れ言。ままごと。

ハイボールの夜に思う

映画「Hanpstead」を観ながら、最近の自分の記憶にリンクして気が付いたことがある。

人間は簡単には心が通わないし、それなのに相手が自分のことを100%分かってくれてるって無意識に強く感じがちなのだと。

不思議なことに、お酒を飲むと友好的な気持ちになって、相手も友好的だから最高の時間を過ごしていると感じる。これぞ人間の心が通った瞬間なのだと、お互いがお互いを受け入れている。

 

でも翌日の夕方頃には、人はやっぱり一人なのだとすぐにわかる。

 

自分だって分らない一瞬先の未来を他人と共に過ごしているのだ。

予定調和なんてこの世界に存在しない。予定調和を目指せば人は心身悪くする。

 

 

科学する心で生きてく。これが我々に課せられた人生の歩き方なのだ。

 

 

楽をして人と心を通わせられるのがお酒。

でも次の日にはそれが幻だった気が付く。

やっぱり人は色んなことを考えて生きているから。

 

100で相手を受け入れているはずはない。そうであって欲しいけど。

 

でも、そういうことを実現できる可能性を秘めた最強に近しい人間が、ツレ。

ツレになってからの試練だってそりゃある。

けど、ツレになるまでの私はツレともっと心が通い合う所をイメージしーつまり可能世界を目指していたしー、そして諦めなかった。諦めたら未来が消えるから。

 

 

 

ツレだけじゃない。

 

可能世界を目指して他人と生きていく。そして予定調和に当てはめない。

 

それが生きるコツなのだと、未熟な三十路が思うハイボールの夜。