honnoniwoi

迷えるアラサー女の戯れ言。ままごと。

トングとの日常

今朝洗い物をしている時にふと、このトングのお陰で料理ができた、ありがとうって気がした。どうした?私。

そんでこのトング、敵っていうか、面倒くさい存在になるときもあるのだよね。

例えば溝の部分に調味料がこびり付いて固まって取れない、とか。

留め具で開かないようにして置いたつもりが勢いよくバーンって開いちゃって食べ物が飛び散る、とか。

あーーーーーもーーーーーってなるんだよね。これ。

 

 

私のそばで一生私を絶対的に安心させてくれるものなんぞ、世界中どこにもない。

 

だから一瞬に感謝なのね。

トングの特性と私のトングへの接し方が上手く合致したから料理できたわけで。

 

 

人もそうかしら。

私自身、コンプレックスの仕業で人にごめんなさいが言えなくて不快にさせたこともあれば、何気なく心を配ったことが結果喜ばれるときもある。

 

 

 

この人のそばにいれば安心、私は守られてる、楽ができる、なんてことは絶対に絶対にないんだよね。

 

その人にも色んな瞬間がある。

それは私には操作できない。

 

そう思っておけば何かが敵に見えることなんてないかもな。

 

何かって、トングや冷蔵庫やドライヤー、風や雨や日差し、そして人、など全て。

 

一人で過ごしていると思って部屋に居たとしても、私の下に絨毯があって、目の前にコーヒーのポットがある。

常に何かと共存してる。びびりズム。

 

 

全ては私の思う通りに動かない。 

その人や物の得性と、私の想像力の掛け算で、上手く共存出来たり出来なかったり。

 

 

 

ってことで一瞬一瞬に感謝する。

今日はトングに感謝。

日常ちょっとしたことで、温かくなったり冷たくなったりの繰り返し。